いよいよ2019年、令和最初の年も終わりですね。今年も、発達サポートセンターつむぎの活動にご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございました。
今年もいろんなことがありましたが、中でもレゴの人気ぶりが、強く印象に残っています。
人気テレビゲームの『マインクラフト』の影響もあって、レゴで建物を作るのが流行しました。そこからさらに、見たことのない想像上の生き物を作ったり、最強のロボを作って戦わせたり、あるいは、レゴで人名などの文字を書いたりなど、どんどん発想が広がって行きました。
レゴ作品の製作は、基本的には一人で作業されています。しかし、いつの間にかその日のご利用者様の半数以上がみんなで一緒にレゴをしている、ということがあります。
ご利用者様が隣同士でレゴをしていると、お互いの作品を見る機会が自然に生まれます。すると、お互いの作品に影響を受けて、真似をするということが起きます。さらに、もともとはよく知らない者同士でも、レゴをきっかけに会話が生まれたりします。レゴを通じてお互いに刺激を受け、与え合うという関係が、活発に行われていました。
おわりの会の時間に、自分の作品を紹介してもらえるというのも、励みになったようです。数か月のうちに、作品のセンスや完成度が、全体的にどんどん上がっていきました。
今年はレゴを通じて、大きな成長を遂げられたご利用者様がたくさんおられました。我々スタッフ一同も、ご利用者様に負けずに、これからも精進してまいりたいと思います。
よいお年をお迎えください。