土曜日のつむぎのおわりの会では、たとえば、「今日のつむぎで楽しかったこと」などといったお題を決めて、利用者様が一人ずつコメントするというプログラムを行っています。
そして、9月のある日のおわりの会のお題は、「運動会について」でした。「100メートル走で一番になりたい!」「ダンスの練習が楽しい!」など、運動会にかける意気込みを聞かせていただくことができました。その一方で、「練習がしんどい」「運動会はあまり好きではない」など、正直な気持ちもちらほら出てきました。
しかし、その話を聞いている利用者様たちは、批判や訂正をすることなく、自然に受け止められていました。素直な気持ちを言える子、その子の話を自然に受け止める子、どちらも素敵だと思います。
運動会は楽しいこともたくさんありますが、練習がしんどいと感じるのも、また事実です。それでも、つらい気持ちを素直に吐き出せると、また頑張ろうと思えることがあります。保護者のみなさまも、そのような経験をされたことがあるのではないでしょうか?
つむぎの利用者様たちは、自分の気持ちを素直に表現すること、そして相手の気持ちを自然に受け止めることを、おわりの会を通じて、体験しながら学んでいます。