2021.02.25
将棋がプチブームです

今、つむぎでは、将棋がプチブームになっています。

とあるご利用者様が、ある日急に将棋に目覚められて、指導員と対局しました。それ以来、ご来所された際にはほぼ毎回、指導員と対局されるようになりました。

そのご利用者様がいつも将棋をしていると、他のご利用者様が観戦に来られるようになりました。観戦している中で、自分もやってみたいと思われるご利用者様が出てきました。

すると、将棋を知っているご利用者様が、ルールを教えてあげながら将棋を指すということが起こりました。そのようなやりとりから、将棋を楽しむご利用者様がじわじわと増えています。

将棋というゲーム自体も面白いですが、将棋を通じて、礼儀作法やコミュニケーションも学べます。これからも、将棋の輪が広がってくれると嬉しく思います。

2020.12.17
自分と他者との距離について学びました

新型コロナウイルスの流行以来、感染予防としての「ソーシャルディスタンス」という言葉が浸透してきましたが、人と人との距離を、自分と相手との関係性によって考える「パーソナルスペース」という考え方が以前からあります。今回は、この「パーソナルスペース」について、主に中学生・高校生のご利用者様と一緒に学びました。

 

人と人との距離には、性別による差や、親密さの度合いによって、快適、あるいは不快と感じる距離があります。ただ、快・不快の感覚には個人差があり、例えば、自分は良くても相手は嫌だという場合があります。お互いにとって適切な距離をとるということは、意外と難しいものです。

 

そこで、家族と自分との距離、友達と自分との距離、知らない人と自分との距離などを、リボンの長さの違いによって表し、一目でわかる形にして、ご利用者様に見ていただきました。目で見ることで、「近い」、「遠い」という感覚が、実際にはどの程度の距離なのかを、具体的につかむことができました。

 

さらに、関係性の違いによって、適切とされている距離を表す「関係性の輪」をスタッフが考えました。「関係性の輪」では、自分を中心として、相手との距離を円の直径で表します。家族、友達、知らない人などを「関係性の輪」に当てはめると、輪の大きさがどのくらいになるかについて、ご利用者様の意見をお聞きしながら確認しました。すると、相手との関係性の違いによって、とるべき距離が変化するということを、はっきりと区別することができました。

 

最後に、指導員によるお芝居を見て、みんなで適切な距離について考えてみました。日常生活で起こりそうな場面をお芝居で見ることで、自分自身に当てはめて考えやすかったようです。ご利用者様から積極的に、いろんな意見が挙がりました。

 

「思春期」とよばれる中学生・高校生になると、特に性別の違いによって、相手との距離を調節する感覚を持つことが、とても大切になります。無自覚に相手に近づきすぎると、誤解を生む場合もあります。相手との適切な距離を保つために、今回学んだことを生かしていただければと願います。

 

2020.12.12
『シュモクザメ』

 

このレゴ作品は、ご利用者様が作られた『シュモクザメ』です。大きくてゆったりとした様子が、見事に表現されています。

さらに、レゴで作品を作られるだけでなく、図鑑を読んだり水族館に行ったりもされているそうです。サメの知識について、たくさんお話ししてくださいました。すごいですね!

興味を持ったことをとことん追求されるご利用者様の情熱に、スタッフ一同大変感銘を受けました。今度はどんな作品を見せていただけるのか、次回を楽しみにしています。

2020.09.10
つむぎの熱中症対策

今年の夏は、35℃を超える猛暑日が何日もありました。そんな暑さの中、大粒の汗をかきながらつむぎに来られるご利用者様には、本当に「よく来てくれたね」という気持ちでいっぱいになります。

つむぎでは熱中症対策として、ご来所された時とおやつの時間に、スポーツドリンクをお飲みいただき、さらに約1時間ごとに、水分補給を呼び掛けています。

ご来所された時のスポーツドリンクは、手洗い、うがい、手指のアルコール消毒、検温をすべて終えた時点でお渡ししています。おもしろいもので、スポーツドリンクを早く飲みたいという思いで、一連の流れを自分から進んで、きちんと済ませるご利用者様が数多くおられます。スポーツドリンクを飲めるということが、手洗いの後のちょっとしたごほうびのような役割にもなっているようです。

まだまだ厳しい残暑が続きますが、お体に気を付けつつ、元気にご来所されるご利用者様を、スタッフ一同楽しみにお待ちしております。

2020.08.05
ご利用者様のレゴ作品をご紹介します。

前回のブログで、ご利用者様のレゴの作品のクオリティがどんどん上がっているというお話をしましたが、今回は、とあるご利用者様の作品をご紹介したいと思います。

写真を見ていただくと、大きなロボットであるとおわかりいただけるかと思います。大きさや部品の数、デザイン性だけでもすごいのですが、さらに独自の驚くべき工夫が施されています。

まず、腕の部分にご注目していただきたいのですが、肩と腕、腕と腕の間に関節があります。そして、なんとこの関節は、ちゃんと動くんです!

さらに、写真では見えませんが、胴体と脚は、輪ゴムでつながれています。動きが自由になるうえに、輪ゴムの引っ張る力で胴体と脚が引っ張り合うため、胴体が大きくても直立できるのです。

これらの発想は、指導員にはまったく思いつきませんでした。すごいですよね!

これからも、いろんな作品を見せていただけることを楽しみにしています。

2020.06.19
レゴブーム その後・・・

いよいよ、本格的に授業が始まりました。お子様も保護者様も、これまでの日常に戻る一歩になればいいですね。

さて、以前のブログで、レゴが人気であるとお伝えしましたが、レゴブームの火付け役のご利用者様が作品作りに打ち込むうちに、作品のクオリティがどんどんと上がり、どうすれば作りたい物にできるかをあらかじめ予測するなど、先を見通す力も養われています。

そして、おわりの会でこのご利用者様の作品が紹介されるのを見て、『自分も作品を作って、おわりの会で紹介してもらいたい』と思うご利用者様が増えてきました。

特に影響を受けたご利用者様は、様々な国の国旗を作られているのですが、現在の一番のお気に入りは南アフリカ共和国です。写真を見ていただくとわかりますが、とても細かいピースを使って作っておられます。

レゴに対するご利用者様の情熱はお互いに影響し合い、作品のクオリティがどんどんと上がっています。今後また、ご利用者様の作品を紹介できたらと考えています。

2020.05.08
手洗い・うがい・検温・ウイルスシャットアウト

つむぎでは新型コロナウイルス対策として、ご利用者様がご来所された際には手洗い、うがい、検温、『ウイルスシャットアウト』のご使用をお願いしております。

当初は、検温に戸惑われるご利用者様もおられましたが、今では自主的に検温し、『ウイルスシャットアウト』をつけてくれることが当たり前になりました。このような大変な時期に、新しいルールに適応し、そのルールを守る習慣が定着できていることは、とても嬉しいことです。

ご利用者様とスタッフ一同、一緒に今を乗り越えたいと思います。

2019.12.27
今年はレゴが大流行でした!!

いよいよ2019年、令和最初の年も終わりですね。今年も、発達サポートセンターつむぎの活動にご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございました。

今年もいろんなことがありましたが、中でもレゴの人気ぶりが、強く印象に残っています。

人気テレビゲームの『マインクラフト』の影響もあって、レゴで建物を作るのが流行しました。そこからさらに、見たことのない想像上の生き物を作ったり、最強のロボを作って戦わせたり、あるいは、レゴで人名などの文字を書いたりなど、どんどん発想が広がって行きました。

レゴ作品の製作は、基本的には一人で作業されています。しかし、いつの間にかその日のご利用者様の半数以上がみんなで一緒にレゴをしている、ということがあります。

ご利用者様が隣同士でレゴをしていると、お互いの作品を見る機会が自然に生まれます。すると、お互いの作品に影響を受けて、真似をするということが起きます。さらに、もともとはよく知らない者同士でも、レゴをきっかけに会話が生まれたりします。レゴを通じてお互いに刺激を受け、与え合うという関係が、活発に行われていました。

おわりの会の時間に、自分の作品を紹介してもらえるというのも、励みになったようです。数か月のうちに、作品のセンスや完成度が、全体的にどんどん上がっていきました。

今年はレゴを通じて、大きな成長を遂げられたご利用者様がたくさんおられました。我々スタッフ一同も、ご利用者様に負けずに、これからも精進してまいりたいと思います。

よいお年をお迎えください。

2019.07.05
『チョコバナナクレープ』

6月のクッキングは、『チョコバナナクレープ』でした。楽しく作れて、しかもおいしいということで、ご利用者様に大好評でした。

ところで、『トンボ』という調理器具をご存知でしょうか?トンボとは、クレープの生地を薄く伸ばすために使用する、T字型の棒のことです。トンボをくるっと回して、クレープ生地を円形にすると、プロのクレープ屋さんになったような気分を楽しめます。

トンボを使うコツは、生地の上をなでるように軽く滑らすことです。生地にトンボを押し付けすぎると、生地がトンボにくっついてしまいます。きれいなクレープを焼くには、適度な力加減を必要とします。トンボを上手に使えることが、今回のクッキングのポイントでした。

クッキングの様子を見ていると、トンボをしっかり使いこなして、お店で売っているクレープに近いくらいの薄さにしているご利用者様がおられました。一方で、トンボに生地がくっついて、クレープに穴が開いてしまったご利用者様もおられました。しかし、あらたに生地を流し込むことで穴はふさがるので、焼き上がりはちゃんとしたクレープになっていました。

トンボを上手に使うのは難しいにも関わらず、一生懸命取り組むご利用者様がたくさんおられました。これからも、楽しみながら手・腕・指の複雑な動きを養える課題を、どんどんご提供して参りたいと思います。2019年6月ブログ

2019.06.14
悪魔のおにぎり

土曜日や、夏休みなどの長期休暇では、昼食に、お弁当、パン、カップラーメン等好きな食べ物をご持参いただいています。昼食時の話題は「うちのお母さんの料理はすごくおいしい」や「今日は自分で作った」というお話はもちろん、コンビニ弁当やカップラーメンの新作の話はすぐに話題に上がります。この半年では、ローソンの「悪魔のおにぎり」がよく話題に上がりました。ちなみに、『悪魔のおにぎり』は、「おいしすぎてついつい食べ過ぎてしまう」「やみつきになる」ということから名付けられたそうです。
あまりにもパンチの効いたネーミングにご利用者様はすぐに興味を持たれ、毎回必ず誰かが持参し話題になっていました。

『悪魔のおにぎり』の話題があまりに盛り上がったので、クッキングでも作ってみようということになりました。クッキング当日まで、ご利用者様同士でも「売ってるものが、作れるんかな?」「うれしい、楽しみや」と話される姿をよく見かけました。
待ちに待って迎えた当日、『量る→混ぜる→にぎる』の3工程だけが書かれた指示書を見て、工程の少なさにびっくりされるご利用者様が多かったのですが、おにぎりと言うなじみのある食べ物という事もあり、指示書を見ながら自分の力だけで作ることができていました。
完成すると、「ローソンのほうがおいしいか?自分が作ったほうがおいしいか?」という話題もよく出てきました。そしてなにより、〝コンビニで売ってるものが自分で作れるんだ!〟という驚きを感じていただけたようです。クッキングからコミュニケーションが広がり、さらに食への興味・関心へとつながることができれば、とても嬉しく思います。

発達サポートセンターつむぎのクッキングでは、基本的に18歳以降にご利用者様自身が自活できるように考え、簡単においしくできるメニューもクッキングに取り入れています。
今回は、『量る→混ぜる→にぎる』の3工程の「おいしい簡単メニュー」ですので是非お家でも作ってみてください。

①  具材を量る
ごはん   80g 
めんつゆ  中さじ1
ごまあぶら 豆さじ1
てんかす  小さじ1
あおのり  豆さじ1
あおねぎ  2本

② まぜる

③ ラップにのせにぎる

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